ornithkendorist's blog

剣道上達日誌ーブランク20年中年剣士の奮闘譚ー

剣道上達日誌130220(10)

ABN剣道教室

本日もTM先生のご指導で基本打ち。左手の意識を説いてくださった。年齢を経るにつれ左拳が前に出てくる。へその前ひと拳にきちんと納めること。確かに、構えが前に出てくると構え自体に安定感を欠くように見える。この頃の課題でもあるので納得の解説であった。

高校三年のXくん、大学を出て数年のYGくん(FK大出身でなかなかの使い手である)との地稽古でくたくたになった。その後、出稽古のHTさん、KZさん、そしてABNのHさんにタタミカケラレました。感謝です。

この頃、高段者との稽古が多く、スポーツ的な稽古がおろそかになっていた。理合の剣道が理想で、おろそかというのは変だが体が動くうちは若い人との稽古も楽しみたいと思う(中年焦燥的に良くないかもしれない)。で、YGくんは長身で若いだけあって打突が速い。長身だが小手が得意で攻略が難しい。今回も起こりをばっちり抑えられ、とても良い小手を打たれた。彼に打たれて小手が巧い人に打たれる時の感覚がわかってきた気がする。SK協会のUNHさんに似たタイミングの取り方だ。UNHさんも小手がとても巧い。まだ表現できないのだが、正面から消えて潜り込まれるような状態で打たれる。打たれてよかったと思える小手だった。彼とは今回で3回目の稽古になる。苦手意識がある方に敢えてお願いすることが、タイプ別攻略法を身につけるという観点から重要と思った次第です。