ornithkendorist's blog

剣道上達日誌ーブランク20年中年剣士の奮闘譚ー

剣道上達日誌130503(17)

OSW剣道クラブ

一時帰阪が叶い、稽古に参加させていただきました。MM先生はじめみなさまありがとうございました。

OTさん 基本打ありがとうございました。アキレス腱に弱い痛み。稽古開始直後に違和感がある。ストレッチの本を参考に十分準備をしているのだが、気をつけなければ。

MYさん はじめペースが掴めず、不安定な状況。後に安定した攻めパターンに持ち込むことができたが、立ち会い、試合は最初が肝心なわけで、最初からペース作りができなければならない。竹刀を払ったり、押したりで、パターン化できると言うが、難しい。結局、自分がパターン化されて打突を許すことになる。だから相手を見分ける冷静さが重要で、相手も自分をパターン化しようとするならば、されない様にすれば良い。もちろん簡単ではない。

TS先生(今回の京都での審査会にて七段合格!) さて・・・厳然として剣道には格があるのだと実感させられた。短期間では身につけることはできない修行の賜物なのだと思う。こういう抽象的は言い方は、商売柄避けるべきのなのだが、長い年月をかけ体に覚え込ませるそういうものが剣道には必要なのだ。気合いに満ちた構えで、じわりじわりと攻められ、浮き足立たされた。こちらに良いところはなかった。剣線を定められなかった。そして大反省がある。 TS先生が先にかけ声をかけてしまったことだ。こちらは懸かる側で、気合いをぶつけなければならないはずなのにだ。これはTS先生の謙虚さというか、懸かる気持ちで七段に挑戦し、結果を得た所以なのではないかと、稽古中に思った。稽古中に考えているから、だめなのだ。反省ばかりの稽古である。それでも最後の挨拶にて、TS先生曰く「今日はじっくり稽古したかったから長くなった」。どんな技術的な評価をもらうよりも嬉しい一言である。

追伸、剣道やっていて多くの出会いがあり、一期一会の気持ちが大切なのはいうまでもない。その中でも私が剣道を再開した当初、最も身近にいた私より若く元気の良い六段のTS先生は良き仲間であり、ライバルであり(こちらの気持ちとして)、先生でもあった。そんなわけで、待ちに待ったTS先生の七段合格、おめでとうございます。とりあえず、こちらは一人で乾杯しておきます。

UD先生七段 いつもの様に気合い一杯に稽古をつけてくださいました。やはり、胴、抜かれます。胴にかしないと。