ornithkendorist's blog

剣道上達日誌ーブランク20年中年剣士の奮闘譚ー

剣道上達日誌(21)130703

ABN道場

TN先生(KNY体育大学卒)のご指導のもと基本打ち。剣道を言葉にできる先生であり論理的な表現が腑に落ちる。左手の意識を説いてくださった。決める高さは相手次第である。

そもそも自分の面打ちに違和感を感じる時は碌でもない稽古となる。それに近い。切り返しに速さがのらない時もだめだ。それに近い。大きなブランクの中に生じる小さなブランク。それをまた埋めなければならない。

KGさん(四段)

奈良県の対抗戦前の調整と試合を意識した稽古。(私は試合なし)全日本選手権者を師範に頂くOTM大学卒だけあり、試合感がとても良い。攻めつ攻められ機会を窺うが、倦ねる感。膠着と言うか、かみ合い難いというか、そういう状況での稽古となった。お相手が試合を意識してとのことでそうなるのだが、試合でも何でも、どういう状況でも自分の動きが出来る様にするために稽古をしている。と、ほとんど稽古していない自分に気がつく。そんな自分が相手を語ることは失礼だ。

かつて試合に臨む時、この中の誰よりも稽古を積んできたんだ!と自分に言いかせた。だから負けないと自分に言い聞かせることが出来る。しかし、それが根底にある私は今、周囲の剣友では、誰よりも稽古をしていないのである。

IIさん(五段)

大阪府の対抗戦前の調整と、やはり試合モード。のっけに油断で小手面で面を許した。いささか浅かったとはいえ、試合的には一本だった。この頃稽古をしていないため、さらに自分の剣道が客観視できない(もともとさほど出来ていないのだが)。いくつか有効打に近い打突があったが、最後の一本ではきっちり打たせてもらった。攻めた瞬間に相手の竹刀が立ち、攻めていたため出会い頭に面を打突できた。こういう技は考えて出来るものではなく、子供の頃の蓄積だと、稽古不足の自分を慰める。

これからブランクのブランクを徐々に埋めて行こうと思う。

まとめ書きの七夕。