ornithkendorist's blog

剣道上達日誌ーブランク20年中年剣士の奮闘譚ー

長持ち竹刀 (注意:何の蘊蓄もなし)140221

基本、私は古刀型。

ここ数年『一文字』桂竹竹刀(made in Saitama)を使っています。もちろん竹刀油を染み込ませ、大切に使っていることもありますが、一年以上使い続けることができることがしばしばです。昨日の基本稽古の時に違和感、写真の様にいい感じ?パックリ割れました。それもシンメトリックに両脇二本。これ嬉しかった。別に新しい竹刀を買えるからではなく、シンメトリック加減。この竹刀は一本の竹から切り出されたもので素材が均質だった証左と思えるからです。この背景には、竹刀作りの職人さんの心意気を感じます。オーバーですが、道具へのこだわりは値段ではなく気持ちが大切。といってもこの竹刀も確か竹で4000円くらいしますから、決して安くはない。

一時期、『比叡』なんていう真竹の竹刀、竹だけ1万円の竹刀を使ったことがありますが、分不相応感で止めました。大切に竹刀を買った時にもらえるビニール袋(東京SBDでは余分にもらっておきます)に入れ、保存しています。いつか、そんなに先ではなく、ふさわしくなった時に開封して使おう(無理かも)。

やっぱり真竹がいいのかなぁなんて思って、武道SKオリジナル?(自宅から最も近かった剣道具屋、今は違う)『剣山』という銘の竹刀も好んで使いました。これも比較的丈夫。しかし、節目をそろえて買うことが難しかった。というのも、武道SKはよくセールをして、この竹刀が破格の値段で売り出される。その時に買うからです。正確には覚えてないが、竹だけで3千円しなかったように記憶。

全体に煤けた茶色の一見格好良い『風林火山』は一回の使用できれいに割れ、それから止めました。

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