ornithkendorist's blog

剣道上達日誌ーブランク20年中年剣士の奮闘譚ー

上達日誌 140508(26)

Adult稽古会(HS体育館)

この体育館、卓球場の様相。床は硬くはないが滑らない。きれいにワックス掛けされて大切に使用されている。二日連続の稽古であり、アキレス腱の調子も芳しくない。それでこの床は少し危ない感じ。

やっぱり見取り稽古をすればそれが体に伝わる。体の送りを意識した見取りは自らに反映されている。しかし意識がアキレス腱にいくのでいま一歩。

先生方に懸かるタイミングを逸し元立ちに。同レベルの人と沢山できたので楽しかったのです。

久々のMM先生教士七段

このところ同じ道場で稽古する機会が多かったのですが、なかなかできず、この日は最後になんとか。前半から中盤まではいい感じで攻めを効かせることができたと思っていた。先生曰く『攻められている』。その間、ある程度、良い打突が幾つかあったと思う。が、中盤の後半から、先生はうって変わり強い攻めを見せた。(それを感じられる自分も成長したのかもしれない。めでたい性格ですみません)そうなると返し技のバリエーションの少なさが気後れ感を起こさせる。そうなったらもうだめ。きれいに面を二本打突された。後半は時間がなくなり、相面を合わせて終わりとなった。

少なくとも前半は、先生が私からの攻めを感じられたことは、進歩があるのだろうと嬉しく思う。先生からのアドバイスとして攻めモーションが大きい。小さくとも気をあてられるような攻めを実現したい。反省点は、攻め勝てるかもしれないと考えていた前半から、反対に強く攻められた中盤で気持ちの崩れを実感した。MO先生から一連の稽古の中で崩れが少なくなったとアドバイスをいただいたことがある。その一言があったから、今日の崩れを実感できたのではある。途中の崩れはある程度、後半にかけて修正するように努めることができた。やはり剣道、気持ち次第でまったくことなった流れになる。それと図らずも昨日にも記述したのだが、返し技というか、往なしというか。たとえば面に来る竹刀をいかに往なして自らの打突機会をつくるか、これはやはり物打くらいでできるかどうかが、成功の鍵だと思った。実感なのだが、MM先生がSTさんのお相手をしている時にじっくり見た。お相手の打突は速くなく、よく見えたのだが、まさにその部位で刷り上げれば、スパンとうまくいく。技はゆっくり確実にできてこそ、速さにも対応できるようになるのだろうと思ったのである。つまりゆっくり打突する人との稽古は、そういう観点から取り組もう。これって、性格が悪い感じで、微妙に自己嫌悪ですが。もう一つ、こう攻合っていて、相手の気持ちがぐぅーと入った時に浮き足立ってしまうことが、なんどもあった。そこをしっかり落ち着いて引き込んだり、さらに強く攻めたり、そういう気持ちの強さを持つことができれば、と思ったのでした。

そんなこんなで、だいぶ気持ちの持ち方の稽古ができるようになってきたのかなぁと思うのです。