ornithkendorist's blog

剣道上達日誌ーブランク20年中年剣士の奮闘譚ー

上達日誌 141107(52)

OSW道場

MM先生とTS先生に稽古を頂けた。ここで稽古させて頂けば、この高いレベルでの稽古が叶う。お二人との稽古は、精神性とスポーツ性の双方で楽しむことができ、満足感が高い。ありがたいこことです。

左小指付根の皮が久々に剥けた。

毎回、MD先生との稽古前のおしゃべりから始まる。色々お話ししてくださるのだが、子供達かけ声と竹刀の音にかき消されて何を仰っているのか良くわからないことが多いのだが、ありがたくお聞きする。

MD先生

基本打からお付き合い頂き、気迫たっぷりに鼓舞してくださった。ありがとうございました。

FW先生

独特の攻め口で打突時にワンテンポズレるようなそういう印象がある。どんどん前に出られる。この稽古をMM先生が見ていてくださり、私の癖を指摘してくださった。後半で攻めに転じ、打って出た。しかし攻めが効いているように見えるのだが、よくわからないことが多く、攻めて少し引き出し、こちらの打突を有効にしようと考えていた。二本ほど捉えた。この引き出し時に左足を引いていた。MM先生のご指摘によると少し鐘木足的になっている。実際、意識してやっていたのだが、もともと攻めて引いて面というのは私の得意技ではあるのだが、決まりやすいからそうしている訳で、意識と無意識の境にあるような足の動きなのだ。もっとしっかり意識に持ってこなければならない。MM先生が見ていてくださり、ご指摘まで頂けたことは非常にありがたいことでした。ありがとうございました。すべての一挙手一投足の意識、その意義づけ、あっても良いのではないかと思う。

TS先生

力(power)がついたとの評を頂いた。ものすご力のTS先生に言われるのだから素直に喜んでも良いかもしれない。2回相面の機会があったが、2回とも負け、最後の一本も小手で負け。なぜ相面で負けたのか。機会を捉える能力の差と言ってしまえばそれまでだが、良いところがあったとすれば、最初の面、裏から面だったので抜けが悪くなったがあれは一本頂けると思う。気になったことは最初にかけ声を入れられてしまったこと。これでこっちのペースは確実に狂った。大概、私は下の立場でかけ声はこちらからが多いのだが、TS先生は私より先に声を出した。 

MM先生

攻め合いを実感できた。真っすぐに体の送りよく斬り込んでくる先生なので、早くともその出鼻を狙うつもりいたが読めませんでした。面と思わせて小手を狙っていたのだが、これも上手くいかなかった。しかし中盤過ぎ、せめぎ合いの中で先生が少し下がられたところを面に跳んだ。少し浅かったが先生はそれを覚えていてくださり、評価を頂いた。かなり緊迫している状況でのとっさの判断が奏功したのは嬉しい。

稽古後、先生曰く。以下、攻めは効いている互いに攻合いを持続させながら動いた。堪えるところを堪えている。注意点として、竹刀を払いが大きい。大きいと払った側の崩れ、剣線の外れ方が大きくなる。私からの質問として、私自身、小手を小さく打ち込むことが多い。打ち切れずに中途半端になる。良くないと思っていると伝えた。先生は立ち会いでは良くなが、勝負ならばそれもありであると。

後者お二人から総体的に高い\評化を頂くことができた。毎週稽古をつけてもらいたいところだが、少し時間をおき、次はやられたと思わせるような打突をせめて一本くらい決めてみたいものだ。ということで、今後ともよろしくお願いします。