ornithkendorist's blog

剣道上達日誌ーブランク20年中年剣士の奮闘譚ー

上達日誌 141225(63)

KBT道場

すごく久々でした。みなさまありがとうございました。

KD先生七段教士

捲土重来、久々にここ数ヶ月の上達を見ていただこうと意気込む。納得していただいた小手一回、上から乗るように攻めて遠間から面。師曰はく、当たっている。しかし打突が弱い。(一体何時になったら良くなるのかと思う。情けない。)左手主導を徹底すべきと。右手で乗らせている打突ではだめだと。打突の瞬間に左手を少し上げる。右手軸でテコのように。パコンといけと。面打ちを3本させていただき納刀。意識を強めます。

NG先生七段教士

いつもは攻めが効き、かなり打突できるのだが、今日はだめだった。ふわっとした打突を何本かいただいた。なんというか、迷いが出た。間合いが掴みきれない。理のない打突は避けていたのだが、途中から有効打突を強引に取りに行くような流れにしてしまった。それが掴みどころを見いだすことができなかったお相手に流されたように思われた。

A先生七段錬士

若いこの方との稽古はいつも厳しいものとなる。七段合格後初めての稽古。俄然燃えるのである。相手が確実に自分より上手の場合、自分を出し切ると考えると楽になる。気持ちに打てるものなら打ってみろと気持ちを出す。顔と身体を平行に前に出す。そうすると相手は結構打ってこられないもの。基本突かないですが、突く寸前まで持って行く。逆に稽古では下手が突けるのに突かないことの方が上手の気持ちを逆なでする。怒りが徐々に見えて来た。小手を何回か合わせ、一本は確実に出頭を捉えた。小手攻めが効いていたので、上から乗りつつ入って面が部位を捉えた。この辺まで前半こちらのペースで有効打突を与えず。相手はと遠くから片手突き。カウンターを狙われている。こちらは中心を取っていたから刷り上げる形になり、面。だが外れた。この辺から報復的な稽古姿勢。竹刀が交差している状況で斜め上から手首に強烈な小手。有効にはなり得ない同様の小手を合計3回。でも打たれたことは確かで手首は三回無くなっているとも言える。相手は大きく体重もある。右手首効かない状況。後半も結局ペースは変わらず。最初は真剣な顔で稽古をされていたのに途中から笑みを浮かべ始めたことからして思い通りにならない歯痒さが笑となって現れたのだろう。それが手に取るようにわかった。その後、面を何回も往なしたが、返し技に繋がらなかった。面を往なした時に道着に引っかかりそれを弾みで押した時に怒りはピークに達したように思う。逆胴をモモに二回外され、ミミズ腫れ。これも足を切られたら出血多量で戦闘不能。相手は確実に上手、しかし気持ちでは一歩も引かなかった。それが怒らせる要因だろうな。全然ん恨みとかそういうのはないです。本当に。互礼では違いの健闘を讃え、良い稽古をありがとうございました。仲は悪くないんです。格闘技ですから、こういう事もあります。

NJ先生七段教士

歯が立ちませんでした。前者とタイプが異なり、ペースが掴めなかった。一旦自らの形というか、ペースというか、それを掴み損ねるとズルズルいく。居着きを捉えられたと感じた。先生曰く、攻めパタンが単調だよ。剣線を下げる攻めばかり。だから読めたと。下から入ってくる時に乗ればいい。少なくとも三パタンくらい持った方がいい。そうすれば相手に迷いを生じさせることができる。そこで機会ができるよ。はぁー。ある程度持っているつもりだったのに通用しなかったんです。出直しです。先生と何時稽古できるかわかりませんが、それまでに攻めのパタンを具体的に考えて行きたいと思います。