ornithkendorist's blog

剣道上達日誌ーブランク20年中年剣士の奮闘譚ー

審査日誌 150328(21)

 

OCCG

ご察しの通り昇段審査を受けてきました。みなさまのお陰をもちまして、五段に昇段いたしました。ありがとうございました。昨日はなんだかんだあっという間に時間が過ぎ、すべてが終了したのは16時くらいになりました。その後、日本剣道形の面倒を見てくれたIMくん、ロジカルなサポートくださっていたTN先生(KTDOB・IMHSOB)と共に一杯で反省会のつもりが家から電話で帰宅となり余り反省ができていません。改めて撮影していただいたビデオなどを見ながら考えたいと思います。ここでは表面的なことを少し。

審査会では合格率が気になります。相対評価ではないはずなので、実際のところ合格率には意味はありません。しかし審査員間で大まかなコンセンサスがあるとすれば相対評価に近づく可能性はあります。

さて今回の審査では151人のエントリーがあったようです。欠席者はいなかったように見受けられ、いたとしても1-2人でしょう。それで実技合格者は27名、剣道形の不合格者は2名なので25名が合格です。筆記試験の不合格者は不明ですが、ほぼないものと推察されます。つまり単純な合格率は16.6%となります。昨年秋が28%、昨年春が21%、一昨年秋が28%なので、今回は異例の低さと言えるかもしれません。結果は年齢が低い順番に30人毎に分けて表示されます。最初の30人は警察官、刑務官や実業団選手などから構成されている20歳台の若者達です。このグループでは11人の実技合格者、1人の剣道形不合格者が出ました。ちょうど30%の合格率です。一方、次のグループは30歳台前から始まります。ここ以降をまとめた場合の合格者は、12.3%にまで落ち込みます。私の属す30人のグループの合格者は3人でした。10人に1人しか合格ないことになる訳です。結構な難関です。

これまでの30%近い合格率に安心していたのが良かったのかもしれません。10人に1人と聞くと無理ちゃうかなと思ってしまいますからね。

ちなみに下側の竹刀で臨みました。上は柄33cm、下は32cm、あと1cmほど短くしたほうがいいかなぁ。

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