ornithkendorist's blog

剣道上達日誌ーブランク20年中年剣士の奮闘譚ー

稽古日誌 151015(55)

KTV道場

稽古不足にも程がある上に、かなりの二日酔い。午前中から午後まで、全く使い物にならなかった状態で稽古会。

まずABNのMKさんと切り返しと面打ち。その流れで元側にいたために高校生二人と稽古。次にMO先生の指導をともに受けているYSKのYBくん。合気の精神で気持ちよく稽古。その後、荒波に揉まれに漕ぎ出した。

KTのTYさん

8-2にて惨敗。おそらく教士七段の方だと思うが、そうとうにレベルの高い方だった。合気を求めて気持ちを出すものの、その出端に出られたのかもしれない。良くわからないのだが、引出されていたのだと思う。小手を合わせられ、胴を返された。それで少し間が読めたので、合気のあぐらいで表から入り手元を攻め、面を打つことができた。も一本は面を誘って相面を狙うようにして小手を打った。ともあれ、気持ちで完敗のレベルだった。

UMさん

FBで存じ上げており、初めて稽古をいただいた。

xさん

yさん

KTのMBさん

おそらく同じくらいの年。遠い間から面にばんばん飛んで来る。合気になり難いのだが、それはそれとしてその面に対応できたのは7本くらいのうち返し胴の一回だけだった。お相手の面は決して強くはなく、面金から少し入ったくらいの浅いもの。だから打たれた感はないのだが、とはいえそう言う面を打たせたしまう自分が情けない。稽古不足の良い訳以前の問題だと思う。この方にどのように相対していたかと言うと、右足攻めで面的な圧のかけ方、巻き落とし。面を差し出すように入るが、合気ができる場合はほぼ相面なる。しかしそうならない。圧をかけたつもりでも、すっと入って面に来る。これがわからないのだ。構えの駆け引きの中で、攻められて引くことは確かに多かった。これが原因であることは間違いないと思うが、稽古後、どういうところで出て来られたのか聞いてみた。ただ打っていただけということだ。駆け引きの意識がないということはお相手のセンスが良いからに他ならない。しかし、そういうお相手の場合、こちらの求めるところと噛み合わないことは言うまでもない。が、反射で良いところを打って来る相手に対応できないようでは、ダメだ。こりゃやっぱり大学生の速い連中と稽古し直して体に思い出してもらうしかないなと思うのでした。そうすれば合気の中の咄嗟の判断にも生きてくるのだろう。