ornithkendorist's blog

剣道上達日誌ーブランク20年中年剣士の奮闘譚ー

稽古日誌160819(44)

YSKがメイン道場となったため、今後はYSKの場合は省略

ElderST先生

試合に関するアドバイスをSG会でもいただいたので、今日は完全に試合稽古。いつもは先を懸けて打って行くのがパターンだが、堪えて出ない様にした。下に攻められてきたので間合いを切ること二回、小手に来ることがおおよそ読めた。その二回は奏功し、小手抜き面が二回成功。最後の一本は、お相手は小手抜き面二本で出てこられなくなっているので、強気で上から攻める印象、相手の竹刀の上から懐に滑り込ませるように入って面、少し浅かったがとっていただいた。

HZ先生

近間過ぎる攻防をされる先生。懐に入りすぎるので合気の稽古はほとんど不可能。間合いを切りたいが、切ると入ってこられる。この剣風も攻略したいので、今後もお願いしようと思うのだが、殺伐とした感情をお互いに抱きがちになる。それを乗り越え、気持ちのいい稽古にならないものだろうか。

SNの方+2分一本勝負

遠い間合いから速い面を出される。見切ることはできるが、返しが難しい。その面をもらうことはなかったが、一度速い小手をもらった。中心を割り込み面を打した。少し浅かったが機会は完璧だったと思う。その後、一本でその速い面を読んで出小手で終了。そこでMIddleST先生が、2分1本勝負と声をかけていただき、開始。速い面は読めているので見ながら間合いを詰める。稽古時の面と同じパターンで面を打ったが浅かった。さらにもう一歩入った形で面。これは相手がのけぞる形になったので面金をたたくことになったが、勝負あり。

その後、MiddleST先生が手の内に関するアドバイス、極めて重要なアドバイスを下さった。「あなたの左の握りは第一、第二関節だ。それでは時間が経ってくると疲れて握りが甘くなる。左手の握りはそうではなく、母指球と子指球で握るんだ。それが一番力が入る。そうすれば人差し指、中指、薬指が柔らかくなる。右手も基本は同じ。そうすれば構えが柔らかくなる。裏表上下とつけられる。それをされると相手は攻め難い。そして打った瞬間の利きが良くなる。打突の弱さが解消され強くなる」。「機会はすごく良い。これができればあなたはここで一番強くなる」。そうなりたいものだ。

KT先生と手の内の話。「左手は竹刀が乗る場所、はまる場所がある。それをそれぞれが見つけるんだよ」。ありがとうございます。