ornithkendorist's blog

剣道上達日誌ーブランク20年中年剣士の奮闘譚ー

約半年後に向けて

転勤により遠くの剣道連盟に移籍し、かなりの剣風の違いを実感したこの3年半。違いに戸惑いつつ、最初の2年間は試合に出たりもした。しかし、過去1年ばかりは続けてきたものの少し意識が下がった。しかし完全に離れることはなく、剣道を意識に起き続けることはできた。さて六段受審が可能になる来年春に向け、きちんと稽古を積んでいきましょう。というか、気持ちは付いてきた。そして課題も明確で、その課題が克服できれば合格できるに違いない、と高を括る。

審査では、1分間の組み立てをできるかどうかが、自分なりの課題だ。おそらく同年代で六段を受審する(成人で剣道を始めた人や選手的な意識をなく剣道を中断した人)人と比べれば、格段に打突のスピードは速い、と思われる(うぬぼれ)。というのは、これまで受審前の立会い練習台になっていたことの経験から(ただ、課題は打突の見栄え、強さである。ここしばらくで改善の兆し。改善されなければ確実に不合格だと思う)。つまり初太刀相面で取れればの話です。もし引き出されるような状態で小手を合わせられたらお終いです。この可能性は大いにあり、というのはこの年代で六段受審者は、頭で考えて剣道をします。裏をかくことに長けている。機会を捉えるのは上手いと評される私としては、やはり正攻法、刃筋正しい初太刀で始めたい。その後はもうひと太刀は面で行っても良かろが、そこは流れ。攻めて攻めて合気の勝負。気持ちが見えれば、小手でも胴でも。表裏刷り上げ面の見栄えは課題ですが。