ornithkendorist's blog

剣道上達日誌ーブランク20年中年剣士の奮闘譚ー

回復まで日誌20221003(7)

本日、アキレス腱の状況次第では稽古を見合わせるつもりでしたが、できるかも?で行きました。結果、なんとかもちました。FK範士の基本としては先週金曜とほぼ同じ。だから染み入る感じでとても良い。
地稽古は結果二人の医師と。お医者さんが多い道場です。まず教士七段先生。常に試合的な稽古をされる先生です。翻弄されずに攻めて出頭を溜よりも来ないなら行くで的にやってみました。先生はあまり認めてくださいませんでしたが、私的には機会を捉えることが2回あったので良かったのかと思います。というのは、ST先生の不十分でも出て機会を捉えればまずはそれで良いとのアドバイスをいただいていたので。若い医師さんは、若いだけに速い!が見えました。
そしてKT先生は、「アキレス腱が痛くなる原因がわかった。踵の上げ下げが多い。ひかがみが伸びた状態で出たらアキレス腱に大きい負担がかかる!前後の足幅は崩さず一定に」。そうなんですね。変化しすぎると格好も悪いですし。そうですよね。これまでも課題でしたが、次回からは重点課題に。ありがとうございました。

回復まで日誌20220929(6)

FK範士による基本稽古。まず最初に面のパターンの確認、コテのパターンの確認。なぜかな?と思っていたら、そこから連なる打ち込みと応じ技にその意識が生きてくるという流れ。やっぱりすごい。良い基本稽古になりました。んーしかし45分は厳しい。
そして3人の七段先生方と。側方からKB先生が見ていてくださり、打ち抜けろ!、出がしらを狙うことを何度も声かけくださった。たまに頷いて下さった。KT先生は、「素振りの時から上下動が目立つ。注意せよ。それが打突の至る触刃から交刃が二段階になってることに通じる」。シームレスに入って動かし出鼻を捉えるという一連になると良いと言うこと。しかし先をかけているものの、明確に相手が動いたことが感じられないならば、自分勝手な打ち込みとなんら変わらない。二段階になってしまうのは、溜めのつもりだが相手の動きは微妙でそのくらいの微妙な動きに反応できなければ、意識というタイムラグを乗り越えることはできないということなのだろう。
悪かった点はそこだが、一本!と言う打突ではなかったかも知れないが、やりとりの中で入っての打突もできたこともあった。それと基本からしてバテていたが、バテ方が気持ちいい感じになって来たので、だいぶ剣道呼吸、体力が戻ってきた感じではあります。
問題はアキレス腱で酷使に注意。稽古前に過剰なまでの腓腹筋からハムストリングスをきちんとストレッチは、アキレス腱そのもののストレッチよりもむしろアキレス腱痛を回避するのに効果的であることはわかっているので稽古前に十分時間をとって伸ばしましょう。

回復まで日誌20220926(5)

稽古にて。FK先生の基本、40分ほど。キツかった。しかし基本最後の面に対する応じ三連続、小手に対する応じ三連続、そこまでの打ち込みなどの組み上げは素人的にも、これは良い稽古、素晴らしいと思った。詳しくは書きませんが、考えるのもそうだが体に染み込ませる稽古だと思う。一流選手を育て上げてきたそれなのかと改めて感銘を受けた。
そして範士との稽古を経て、女性七段教士、ほんとに完璧に打突されました。やりとりでの敗北なので、打たれて感謝でした。正直なところ、気持ちが良い。そしてそれを説明してくださった。そうだったその癖があったのだ。しかし出て溜めて引き出せない時に、畏れが生じて間合いを切ってしまう癖。まさに畏れなのですが、下がった時に居着いているよ、と。そこまで教えてくださった。感謝しかないですよ。ほんとに。そしてOY先生も稽古後に縁を切らずにきちっと間合いを切る。そしてそこからもう一回のことを教えてくださった。歩かない、すり足、相手が足りなかったら再度合わせて切っても良いだろう。分かっていることが重要。

回復まで日誌20220916(4)

先週は週一稽古すらダメしたが、実は今週は週二稽古になりました。

自分の間合いに入る。その時にタメで相手の出がしら。相手も同じことを考えているから、中心から入った方の打突が叶う。出てくることが想定できるから自分から打ち抜けを意識しすぎることもない。左手から入ることは相手を威圧する。横に逃げていないか。出る気持ちの中で、前後動き、いなすことで対処できる。竹刀の走り、手の内、前回までよりはいい、次回も少し良くなるだろう。素振りで確認。ちょと左アキレス腱が痛い。
追伸 なんで打たれたか分からないとき、多分、一つは呼吸、息を吸ったタイミングに合っている。もう一つ、怯んでいるはず。意識の集中度が低いっていうのか、切れた状態出ていば、相手の攻めに無意識の恐れ。変な表現だけど。

回復まで日誌20220831(2)

なんとか週一死守で。

昨日は素振りの段階で、前回よりも明らかに竹刀の走りが良いことを実感。しかし稽古では北海道の代表クラスの教士七段お三方。八段にも手が届きそうな方々で、実力差は当然歴然。しかし前回の教えを生かそうと、気合の入れ方、呼吸を見せない、吸って出ていかない、をまず意識しながら稽古に臨んだ。相面の打ち抜けが良くないのだが、稽古を重ねれば少しは良くなるはず。なんせ年に数回しか稽古をしていなかったこの二年間なので。加えてST先生のアドバイスは、左足が死んでいる。あと3cmつければ面の浅さがなくなる。確かに足幅が広いのが悪い癖。だいぶ狭まってきたとは思います。またTK先生は竹刀が立っている。左手の引きはあまりしないようにしていますが、最後の走りのためには致し方ないということだろうか。気温もあるが前回よりも断然楽になった。来週も1回確保し、その後は週2回ペースに持ち込めるかな。

回復まで日誌20220822(1)

AK先生

触刃から交刃で耐える。先に出たら負け。気を張って相手の出るところに出る。見て感じる。そこで私の持っている良い面(と言って下さる)を出す。これは正に昇段審査対策でしょう。

ST先生

呼吸。私は立ち上がりで気勢を見せている。しかし出ようとする時に息を吸っているのがわかる。声を出すのは良いがその後怖気付いている。そこに出られれたら打突を許すことになる。蹲踞から立ち上がる。気勢を当てながら入る。

大阪時代MD稽古会で大阪代表の選手に稽古をお願いしたことが何度かあった。ある方は面の中で口を尖らせて息を吸うタイミングを読めた。その方は私に機会をくれただけだったかもしれないが、それがわかってから何本も背の高いその方の面を打つことができたことを思い出した。そうだったんだ。相手の呼吸を読むこと、自分の呼吸を相手に見せないこと。口や肩の動きやその他で読もうとしていたんだ。思い出した。このブログに書いてあるはずだ。

明らかに瞬発力を失ってきている今、そういう細部に上達の糸口があるのだろう。