剣道上達日誌20221225(21)
KGA
KN先生
低い重心からスッーと入って来られての面が非常に格好いい。真似しようと思っていますができません。STM先生と同じ入り方。そうなんですね。これを習得したい。
HY先生
強い攻めからの打突はとても良い、今後もそれを伸ばしていけば良い、お言葉をいただいた。いつかそれが真に相手を出させるもの、真の機会にできるように稽古を積みたいと思った。
2日連続の稽古も何年ぶりだろう。大きい空間での稽古にあまり慣れていないのでこの二日間は新鮮だった。床が硬くて嫌だけど。それはともかく、大きい空間では自分の存在を自分で認識するのが難しい。声を張り上げても届かないように思える。打突で前に出る時には動き自体が空間に拡散してしまうような錯覚に陥る。そんな中、相手の目を凝視して心を読むというか、空間を意識できないくらいに気持ちを集中させれば広い空間での所在無ささが気にならなくなることに気がついた。広い空間では打突の冴えも気になる。冴えのない打突は虚しさに輪をかける。
みなさんはどう思われているのだろうか。
御褒美日誌
昇段の自分祝いに岡村鞄の竹刀袋と剣道具袋。これらは帆布製。シボのレザーはありますが帆布結構少ない。露出を変えた撮影2枚。
剣道上達日誌20221125(19)
脹脛の肉離れの再発。できると思ったのに。基本稽古の途中でピクッと来ました。これで今年の稽古も終わりですね。稽古納め。
来春1/4の剣道連盟の初稽古に合わせて頑張ろう。1/22にはできれば講習会にも参加して錬士の受審に備えよう。
剣道昇段審査日誌(2-たぶん最後)
六段昇段にお悩みの方の一助になれば。
出がしら、出がしらと、兎角言われます。しかし狙う出がしらは、やはり待ち剣になっしまうのではないかと思います。私の立ち合いのお二人は、共に堂々とした構えの方で、最初はこれやばいなと思っていました。実際の立ち会いを見た時、立ち居振る舞いと少し異なる印象をもちました。実際に構えても同様です。おそらくお相手は出がしらを狙っていた。私も同様に思っていましたが、狙った出がしらは中年の六段受審者では待ちになるのでしょう。つまり、先をかけて攻めて、それで打って出た時が出がしらを捉えることになるという結果なのかと思います。少なくとも私のレベルでは。打って出る気持ちが固まれば捨て打つ。反対の表現かなとは思いますが、それが出がしらういうことですかね。
回復まで日誌(剣道昇段審査日誌1を兼ねる)20221113(回復までとしての最終回18)
枇杷島スポーツセンターでの六段審査でした。初受審です。数年前に全剣連的には受審可能でしたが、北海道では3回の講習会が義務づけられており、少し困っていました。しかし今年に限り、1回の講習会でOKということを8月に知り、受けるられる!となりました。うっすら受審を決めた8月からなかなか踏ん切りがつかぬまま時間が過ぎ、北海道の締め切りギリギリに申し込み。ということは、残り1ヶ月でのまとめ上げ、なんとかなるだろうとは思っていました。そして二週間前の一週間は一切稽古ができず、体調も崩す。一週間前の2回で仕上げ。その最後の稽古で右足脹脛の肉離れ。終わってます。しかし折角名古屋まで行くんだから落ちたくはない。肉体的にはほぼ不可能な状況でしたが、結構気持ちは落ち着いていて、なんとかなるだろうと思ってはいました。それでもやはり精神的には厳しかった。結果的に審査中は、痛みどめで痛みを感じずにできた。そして合格です。私の組みは私のみの合格。うしろの組みもお一人、その次の2組は合格者なし、次に1人。私の年代は結構厳しい感じではありました。
4人(A・B ・C・D)1組、1人が2人と立ち合いをします。私はDなので、まず残っているCと立ち合い、そのまま私が残って、一回立ち合いを終えたAと2回目となります。つまり私は立ち合いをする二人を事前に見ることができる。有利と考えるかどうかは人それぞれかと思いますが、私は前もって情報があった方が良いと考えます。わかったことは、C・Aともに出ていかない。先をかけず、待っている。当然、相手次第で対応を変えるのだが、Bも消極的だったのだろう。私とは合気を作り難いタイプに思われた。
出ない相手であることはわかったので、交刃になった時に打突されことを恐る必要がないのでじっくり構えることができるだろうと考え臨んだ。
まずC、いわば待ち剣的な方なので、こちらが先をかけていることを審査委員の方々に印象付けることはできる。前もって見た時には返技をあまり出していなかったので、面に対してどのように応じるのかが測れない状況だった。私の先がかかっていることは確信できたので、まず中心を割って面に行ってもよかったが、いまいち機会を見いだせないでいた。そこで右足を送り出すと同時に面を開けてみた。面には来なかったが、お相手の手元が上がることがわかったので小手に行った。部位を捉えた。しかし、その後、竹刀が胸に当たり胴紐に入ってしまった。開始線に戻り、触刃でありったけの掛け声を出した。NS先生が八段に合格した時、会場の隅まで届かせるつもりで声を出したと仰っていたので実践した。その次には面に行きたかったが、攻めたら面にきたので返し胴を決めることが出来た。相手は面にも来ることが分かったので、相面で勝負をかけた。先をかけているのは明らかに私だったので打ち勝つことができ、終了。竹刀を振った回数は3回だった。
次A、また小手からいってしまった。部位は捉えたが初太刀が2本とも小手は印象が悪いだろう。面も打てることも表現したい。このお相手もたぶん待っている。交刃で溜めた。気当てをしても出ない、先はかかっている。右足送りで思いっきり捨てて面に行ったところばっちり面を捉えることができた。もうこっちのものなので、慌てず間合いの攻防を楽しんだ。あまり意味のない胴にこられたが前で裁き、終了。
終わった瞬間、二人に使えた感をもった。これでも落ちることはあるだろうからダメなことも覚悟しつつ、発表をまった。結局、一本も相手に部位を掠らせることもなかったが、これは打たれなくないという思いではなく、先を意識して攻め続けた結果だと思います。
このような立ち合いができたのは、ひとえにご指導してくださった先生方のお陰です。ありがとうございました。
回復まで日誌20221111(17)
右足脹脛肉離れ、明後日審査。