ornithkendorist's blog

剣道上達日誌ーブランク20年中年剣士の奮闘譚ー

剣道上達日誌 140331(17)

稽古の前に予習をすることが上達への近道かもしれない。それぞれ前回の復習から導かれる課題を整理する予習を心がけよう。(そんな時間はないが)

さて『先』の意味がまだ染み付いていない段階でなんですが、『先』と『攻め』について一考察しておこう。構える。相手の竹刀に自分の竹刀で触れる。相手の気持ちを感じ取る。自分から動いて間合いを詰める。さぁどうする。相手の打ち気を感じ取れば、何らかの竹刀操作を伴って打ちに出る。この場合、『先』は相手か、どうなる。もしこちらが打ち気を持って間合いを詰めた時に、竹刀操作を受ければ返されるはず。『先』を懸けてと簡単に言われるのだが、そこがよくわからない。払ったり、捲いたりすことが、単純に『先』と言われるものならば、そんな単純なことで良いのだろうか。

ともかく今日は、相手の気持ちを感じてみよう。感じた瞬間に竹刀操作をしてみよう。

追記 相手が打突をしようとする瞬間(微動くらい)とすでに手元が上がっている状態(十分動いている)、その微妙な違いなのか。相手にそれをさせることができれば先を懸けたことになるのか。

SDK道場

 基本打ちは理にかなったと思われるとても良い稽古だった。

まず遠間から一歩入って大きく面。次、同様に入って一足一刀の間で早く面。その次、打つ側はその場が一足一刀。元が入った瞬間に継がずに面。左足に乗る意識で、いつでも出られるように。端的に打突はこういうことかと、納得できた。

返し技。返し技は攻めから生まれる。入って面は攻めて面である。この意識で入ると相手は面に来るという申し合わせ。攻めているから効果的に応じることができる。つまり来た受ける、では応じ技は成立しない。大きく入って面から始まった基本稽古。この返し技の理解まで、とても上手く繋がっていた。返し胴、上手く出来ていると評価を頂いたので、今日の感覚を忘れずに。

KSKの学生

おそらく二年生。若いから伸びの良い面。しかし軽い。動きがいいから揺動された。やはりぐーっと入られると手元を上げる癖を出してしまった。そこを抑える。張る。それが今日の課題だったのにわすれていた。

本日は、残念ながら上手の先生と稽古できなかった。