ornithkendorist's blog

剣道上達日誌ーブランク20年中年剣士の奮闘譚ー

稽古日誌 150507(28)

KBT道場

小手の違和感だけでも払拭しようと写真を持参。やっぱり良い。小手打ちの基本で打たせた時にも実感。当然ある程度痛いのだが、骨に響かないというか筒が力を吸収してくれる感。竹刀の違和感も消えるという不思議。ところが物見の合った面。内輪の地の部分が深すぎて歯が噛み合わない。こんなだったかな?強烈な突きを受けたら唇が切れてしまう。やっぱり面は買った方が良さそうだ。ついでに面紐が切れた。

二週間のブランクの稽古なのに、頗る動きが良い。それはお相手との波長があうからだと思う。OTさんは六段名古屋受審前。充実している。OTさんとの稽古は何時も白熱して、互いに良いところを引き出せる印象。それと悪いところ出してしまうと打突される。やっぱりOTさんが上手だと思うところは、相面で互いに部位を捉えない場合はこちらが少し出遅れる感覚。元打気味に竹刀が交差する。打たれる時はやはりOTさんが最短軌道で真っすぐに入ってやられる。往なした後の始末が悪い。間合いを切ることができても次に繋げられない。気剣体の一致の概念はこういう時の始末に現れると実感する。20分以上、時間を忘れて稽古することができた。

Oさんは、形にはまらない剣道。少し大振りで剣先が中心から外れることが多いので真っすぐ入って、全体に圧をかけると出て来ることがわかる。だから入って、攻めが効いていると感じた場合は打って出る。すると面を切り割るように打突ができる。

NGさん 交刃に早く入りすぎる。遠間からしっかり作る。交刃で耐えることができるようになったが、性急にそこに持って行くのは本筋ではないのだろう。遠間からすぅーっと入ってといった抽象的表現ですが、入るところのその感覚を体得するのが稽古というものかなぁ。

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