ornithkendorist's blog

剣道上達日誌ーブランク20年中年剣士の奮闘譚ー

回復まで日誌20220822(1)

AK先生

触刃から交刃で耐える。先に出たら負け。気を張って相手の出るところに出る。見て感じる。そこで私の持っている良い面(と言って下さる)を出す。これは正に昇段審査対策でしょう。

ST先生

呼吸。私は立ち上がりで気勢を見せている。しかし出ようとする時に息を吸っているのがわかる。声を出すのは良いがその後怖気付いている。そこに出られれたら打突を許すことになる。蹲踞から立ち上がる。気勢を当てながら入る。

大阪時代MD稽古会で大阪代表の選手に稽古をお願いしたことが何度かあった。ある方は面の中で口を尖らせて息を吸うタイミングを読めた。その方は私に機会をくれただけだったかもしれないが、それがわかってから何本も背の高いその方の面を打つことができたことを思い出した。そうだったんだ。相手の呼吸を読むこと、自分の呼吸を相手に見せないこと。口や肩の動きやその他で読もうとしていたんだ。思い出した。このブログに書いてあるはずだ。

明らかに瞬発力を失ってきている今、そういう細部に上達の糸口があるのだろう。