剣道連盟の初稽古に初稽古、なんと言うことでしょう。
KN先生(教士八段)
何度も機会をいただき何本かは打突できたと思う。しかし悪い癖、すなわち引き込み気味に出す面だったと思う。よく言われるのは、本当に強い人は相手がその得意技を分かっているのにやられる。それは多様な攻めや打突の中でのことであり、単調な流れでは効果は薄いだろう。つまり一挙動の面や小手を確実に取れるようになっての話。
SK先生(範士八段)
「良い機会をとらえている。しかし打たれた気がしない。その得意の面を生かすために、打たれることを恐れずに出る。打たれることで見える世界がある。」
ーー打たれたくないとは思っていないのですが、身体は打たれないように動いているのだろう。思い切った捨てる打突に集中していくことが打開策か。
HS先生(教士八段)
「もっと遠い間合いから打つように」稽古中には「もっと出て打て」。
結局、打ち抜けが悪い、とうことに尽きるだろう。EG教士八段を見ていると壁のように前に出てまっすぐに強くうち出る面で相手を圧倒している。あの面を習得したいものだ。