ornithkendorist's blog

剣道上達日誌ーブランク20年中年剣士の奮闘譚ー

指導者講習会日誌230122(04)

申し込みをしたのは昨年暮れ。六段に昇段し、その前々日に脹脛の肉離れ。調子に乗って2週間の療養で剣道再開で再度痛めた。その後、1ヶ月の療養。年末に復帰し、さあ頑張ろうと朝稽古を少し重ねた。しかしそんな楽しく頑張っていた日々も束の間、剣道で精神的に肉体的にも苦痛を受けた。しかしこの日の講習会、申し込む時には本当に楽しみだったし、様々な手配もして、当然申し込みをしているのだから欠席は迷惑をかけることになる。本当に厳しい精神状態だったが参加した。

たくさん得るものがあったが、その時点ではすぐに記述する気持ちにはなれなかった。そのためこの日記までに1ヶ月もあけてしまった。稽古にもいけていない。とてももったいないことをしたものだ。しかし一つだけ書いておきたい。剣道講話で印象に残った内容がある。「八段になる、試合に勝つ、そうすると奢りが出て来る人がいる。そうならないようにしないといけない。私はみなさんの講習会の講師を引き受ける。そうすることで私が皆さんと同じ立場の講習生として参加していた時のことを思い出す。初心を忘れずに、講師を引き受けけることには、そういう意味がある」。表現は少し異なると思うが、こういうことを仰った。大切だ。超一流の先生がこのように考えてくださっていれば、大丈夫だと思った。