ornithkendorist's blog

剣道上達日誌ーブランク20年中年剣士の奮闘譚ー

剣道昇段審査日誌(2-たぶん最後)

六段昇段にお悩みの方の一助になれば。

出がしら、出がしらと、兎角言われます。しかし狙う出がしらは、やはり待ち剣になっしまうのではないかと思います。私の立ち合いのお二人は、共に堂々とした構えの方で、最初はこれやばいなと思っていました。実際の立ち会いを見た時、立ち居振る舞いと少し異なる印象をもちました。実際に構えても同様です。おそらくお相手は出がしらを狙っていた。私も同様に思っていましたが、狙った出がしらは中年の六段受審者では待ちになるのでしょう。つまり、先をかけて攻めて、それで打って出た時が出がしらを捉えることになるという結果なのかと思います。少なくとも私のレベルでは。打って出る気持ちが固まれば捨て打つ。反対の表現かなとは思いますが、それが出がしらういうことですかね。